ドル円は103円台後半での推移=NY為替後半

為替 

 NY時間の終盤に入ってドル円は103円台後半での推移が続いている。きょうのNY為替市場はドル買いが優勢となっている。きょうは米株や原油に利益確定売りが入り、米国債利回りも低下しているい。そのような中、リスク回避のドル買いが強まっているといった様相だ。

 前日にバイデン次期大統領が自身の経済対策案を発表した。追加経済対策の規模は1.9兆ドルで、失業給付の上乗せを週300ドルから400ドルに増額し、期間を9月まで延長するほか、直接給付は600ドルにさらに1400ドルを加え、2000ドルに増額したい意向。また、3500億ドルの州、地方政府への支援や、ワクチン接種などの新型ウイルス対策への4150億ドル、中小企業への支援4400億ドルも盛り込まれている。最低賃金についても、時給15ドルへの倍増を議会に求める方針。

 事前に数字がある程度伝わっていたことから、市場は落ち着いた反応だが、野心的で包括的なものではある。ただ、市場からは議会の審議を経て成立させられるのかとの疑問の声も聞かれ、審議の過程で規模は小さくなるのではとの見方も出ている。バイデン次期大統領は、成立には共和党の支持も必要としており、上院で10名程度の共和党議員の賛同を得ることを念頭に置く意向も示していた。

 明日からの3連休を控える中、材料出尽くし感が出ているのか、市場はポジション調整の動きが強まっている。来週以降、ドル円は再び104円台を試すか注目されるが、104円台の上値抵抗も強まっていそうだ。

 ユーロドルは1.20ドル台まで下げ幅を広げ、1.20ドルの心理的節目を視野に入れる動きが出ている。昨年のドル安で積み上がったドル・ショートはだいぶ解消されたとの見方も伝わっていたが、一部からは米国債利回りの上昇により、短期的にユーロはドルに対してさらに下落する可能性があるとの指摘も出ている。短期的なリスクはドル高に傾いているという。昨年までの長期間のドル安の後、最近の米国債利回りの上昇、特にインフレ連動債(TIPS)の利回り上昇はドルショートを圧迫するとしている。

 1.2075ドル付近まで下げ幅を拡大しているが、目先は1.20ドル台半ばの水準が下値メドとして意識される。フィボナッチ38.2%戻しの水準も1.2065ドル付近に来ている。

 ポンドドルは1.35ドル台まで下げ幅を広げている。ただ、対ユーロでは上昇しており、ユーロポンドは11月の安値水準まで下落。対ユーロでの上昇について一部からは、英国でのワクチン接種がユーロ圏を上回っているほか、イタリア政治が不安定になっていることも、その背景にあるという。

 英国の経済見通しは全面的に弱気であるものの、ポンドは地元の予防接種の勢いから利益を得るのに好位置にあるという。ジョンソン首相はきょう、英国では320万人以上がワクチンを接種しており、80歳以上の老人の45%がワクチンを接種したと発表した。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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執筆者 : MINKABU PRESS

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