トランプ大統領、国防権限法案で拒否権発動の意向を改めて示す
トランプ大統領は国防予算の大枠を定める総額7400億ドルの国防権限法案(NDAA)で拒否権を発動する意向を改めて示した。NDAAは11日に米上下両院を通過し、ホワイトハウスに送付されている。トランプ大統領は週末を除く10日以内に行動する必要がある。
トランプ大統領は、ツイッターやフェイスブックなどのSNS企業の免責撤廃を盛り込んでいないことや、南北戦争で奴隷制を支持した南軍の将官らにちなんで名付けられた米軍基地名の変更が盛り込まれていることに拒否の姿勢を示している。大統領は「拒否権行使は中国を不満にさせるだろう」と述べてい。
なお、上院ではトランプ大統領による拒否権の無効化に必要な3分の2以上の賛成多数で可決されている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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