週明け様子見ムード強い展開に=東京為替概況
ドル円は105円台前半推移。値幅も落ち着いており、上下ともに動きにくい。米追加経済対策協議についてペロシ米下院議長が20日いっぱいが大統領選前の実施を行う際の合意の期限と表明。今後の民主党と米政府との協議に注目が集まる展開に。
英国とEUとの自由貿易協定については、協議の継続が決定。ハードブレグジット警戒も見られるが、いったんは協議の行方を見たいという意識が広がった。
ドル円は朝方若干ドル売り円買いの場面も、105円30銭前後までと押し目は限定的。その後の上昇も105円台半ばまでと狭いレンジでの取引が続いた。
週末に行われたNZの総選挙はアーダーン首相率いる労働党が圧勝を見せ、1996年の選挙制度改革後、初となる単独過半数を確保した政党となった。世論調査動向から予想されていたこともあり、市場の波乱は見られず、動きは落ち着いている。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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