エクストリームが暫定決算を受け大幅高 安定的な回復を示す=米国株個別
通信ネットワーク構築を手掛けるエクストリーム・ネットワークスが大幅高。7-9月期(第1四半期)の暫定決算を発表しており、1株利益は0.05ドル~0.08ドルを見込んでおり、予想(0.02ドル)を大きく上回る見通しを示したほか、売上高についても2.33億ドル~2.36億ドルと、予想(2.24億ドル)を上回る見通しを示した。粗利益率についても、従来の見通しを若干上回るという。
アナリストからは今回の暫定決算は安定的な回復を示しているとのコメントも出ている。1-3月期の深刻な低迷後に、需要がセクター全体での回復を示唆しており、同社も相対的に改善を示したことに励まされると述べた。同社の事業の35%を占めるSLED(州、地方、教育)セクター全体の需要が安定化したと考えられるという。
同社は来年1-3月期に、収益を2桁伸ばすという目標を掲げているが、それを達成できるという確信を深め、市場シェアの拡大につながると同アナリストは想定している。
(NY時間09:54)
エクストリーム 4.78(+0.67 +16.30%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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