東京株式(前引け)=反落、米ハイテク株安と円高で買い手控え
17日前引けの日経平均株価は前営業日比174円07銭安の2万3301円46銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は5億5786万株、売買代金概算は1兆260億2000万円。値上がり銘柄数は750、対して値下がり銘柄数は1296、変わらずは124銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は主力株をはじめリスク回避の売りが優勢となった。前日の米国株市場でハイテク株に売りがかさみナスダック総合指数が軟調だったことや、外国為替市場でドル安・円高に振れたことも全体の地合いを悪くした。ファーストリテイリングなど値がさ株が軟調で指数の足を引っ張っている。値下がり銘柄数は1300近くに達した。前場の売買代金はわずかながら1兆円台を上回っている。
個別では任天堂<7974>が安く、レーザーテック<6920>も軟調。JR東日本<9020>も売りに押された。ファーストリテイリング<9983>が値を下げ、日本電産<6594>も冴えない。新日本科学<2395>が大幅安、メディカル・データ・ビジョン<3902>も安い。半面、チェンジ<3962>が高く、キーエンス<6861>も堅調。味の素<2802>も上昇した。ワタベウェディング<4696>が急騰、ダントーホールディングス<5337>も値を飛ばした。ジーンズメイト<7448>、アスクル<2678>も大幅高。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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