東京株式(寄り付き)=売り先行、米株終盤失速もゼロ金利長期化で下値限定的
17日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比58円安の2万3416円と反落。
前日の米国株市場では主要株価指数が高安まちまちでNYダウは小幅高で引けたもののハイテク株比率の高いナスダック総合指数は140ポイント近い下落となった。取引時間中にNYダウは370ドル近い上昇をみせたが、終盤は利益確定の動きが顕在化し急速に値を消した。外国為替市場では1ドル=105円近辺の推移でドル安・円高水準に振れており、東京市場の主力株には向かい風となっている。注目されたFOMCではゼロ金利政策の維持を決めた。23年末まで利上げをしない見通しも示されたことは、日米ともに買い安心材料となる。日経平均は下値抵抗力も発揮し、前日終値近辺で売り買い交錯の展開が想定される。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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