ユーロ高一時強まるも、少し落ち着く=NY為替 午前概況
日本時間午前0時40分現在のドル円は1ドル=106.21円。朝方にユーロドルでのユーロ高ドル安進行もあって値を落とし106円割れを付けたものの、すぐに値を戻している。
ユーロドルは一時1.1917まで上値を伸ばした。注目されたECB理事会後のラガルドECB総裁の会見では、ユーロ相場について議論したが問題視せずと、ユーロ高を容認するともとれる発言を行い、ユーロドルは1.1840前後から1.19台まで上昇した。その後は利益確定の売りなどもあって1.18台に値を落とす展開に。
このところレーンECB専務理事兼チーフエコノミストなどがユーロ高のけん制を行っていただけに、今回のラガルド総裁会見で警戒感を示すのではとの思惑が広がっていた。今回ユーロの水準を問題視しない姿勢を示したことに意外感が出ている。
ユーロ円もラガルド総裁の会見を受けて125円60銭台から126円50銭手前まで一時上昇。その後126円20銭前後での推移と、ユーロ高の動き。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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