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インド首相、国内でコロナワクチンを大量生産する準備は整っている

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 インドのモディ首相は15日の独立記念日に行われた演説で、科学者から承認が得られしだい、国内で新型コロナウイルスのワクチンを大量生産する準備が整っていると述べた。

 演説では政権の優先課題として、国民の健康と経済的自立を掲げた。また、国民のあらゆる医療データをデジタル化して管理する計画も発表した。首相は「国内では、3つの新型コロナワクチンの治験が行われている」と述べ「大量生産体制とともに、最短時間で全ての国民にワクチンを供給するための指針が用意されている」と強調。国民の健康診断や病気、服用薬などの情報をID番号で管理する「ナショナル・デジタル・ヘルス・ミッション」計画を始動するとし、医療機関の予約や内金の入金、書類手続きなどをスムーズに実施できるようにする。

 インドは先週15日に、新型コロナウイルスの検査で陽性と判定された人の数が250万人を超えたと発表。確認された感染者の数が250万人を超えたのはアメリカ、ブラジルに次いで3カ国目(米ジョンズ・ホプキンス大学集計)となり、増加ペースはアメリカやブラジルよりも速いとされる。最新18日午前9時47分時点での集計では264.7万人となっている。1日当たりの新規感染者は6万人を超えるケースが多く、かなりの増加ペース。

 最初の流行地となったニューデリーやムンバイといった大都市部ではその後、感染者減少が報告されているが、中小都市や農村部では増え続けている。中小都市や農村部での医師不足も深刻化しており、モディ首相は対応に追われている。

 14日に発表されたインドの7月貿易収支は48.3億ドルの赤字となり、6月分の7.9億ドルの黒字から一転、赤字となっただけでなく、市場のコンセンサス予想を大きく下回った。経済再開にかじを切ったものの、コロナ封じ込めに苦戦しており、景気見通しは芳しくない。

 インドルピー円は6月以降、おおむね1.40円~1.44円のレンジ内で推移しているが、戻り高値の水準が徐々に切り下がってきており、レンジの下限を下抜けて、3月につけた1.36円台の安値前後まで弱含む可能性もあるかもしれない。

INRJPY  1.4157

MINKABU PRESS

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執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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