小幅続落、支援材料難のなか=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=42.01(-0.23)
ニューヨーク原油は小幅続落。ややドル安に振れたものの、新型コロナウィルスによる需要減退懸念が根強いなか、欧州株が軟調で米株も上値が重かったため、支援材料難の様相となり、上値が重くなった。ただ、値動きは大きくなく、こう着商状となった。米国の時間帯の後半に米国内の稼働中の原油掘削装置(リグ)数の減少したことが報じられ、さらにロイター通信が、今後中国向けの米国の原油輸出が増加する見込みと報じたことで、安値からは下げ幅を縮小した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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