エリス豪中銀副総裁 当面需要は弱いままに
豪中銀のエリス副総裁が講演を行い、新型コロナウイルスからの経済制裁について語った。
経済活動が再開されたときに、以前の水準まで完全に立ち直る可能性が低い理由がいくつかある。新型コロナウイルスの感染拡大前に豪中銀が想定していたトレンドの流れに戻るまでに数年かかる。また、その想定においてもビクトリア州以外でのロックダウン再開は想定されていない。
需要の減退と将来の不確実性の拡大は、家計・企業の支出決定をより慎重にさせる。当面は需要は低いままとなるだろう。
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。