ロクが下落 短期的見通しの公表を見送りを嫌気=米国株個別
動画ストリーミングの受信機器やプラットホームを手掛けるロクが下落。4-6月期決算(第2四半期)を発表しており、1株損益は赤字だったこのの予想ほどではなかったことや、売上高も予想を上回った。パンデミックの中で好決算ではあったものの、「短期的な見通しは変化しやすく不確かだ」と説明し、公式な見通しは公表を見送ったことが嫌気されている。
ただ、アナリストからは、厳しい広告環境の中で強力な成長を示したことは概ね高評価だが、「弱い広告市場への抵抗力はあるが、免疫力はないことが示された」との評価も出ている。
(4-6月・第2四半期)
・1株損益:-0.35ドル(予想:-0.55ドル)
・売上高:3.56億ドル(予想:3.15億ドル)
プラットホーム:2.49億ドル(予想:2.17億ドル)
プレーヤー:1.11億ドル(予想:0.99億ドル)
・粗利益率(調整後):41.2%(予想:40.8%)
・EBITDA(調整後):-337万ドル(予想:-2960万ドル)
・平均ユーザー単価:24.92ドル(予想:25.27ドル)
・アクティブ・アカウント:4300万人(予想:4150万人)
・配信時間:146億時間(予想:144.3億時間)
(NY時間15:01)
ロク 152.45(-12.97 -7.84%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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