アジア株 上海株は後場一段高、物価統計を受け景気回復期待の買い強まる
アジア株 上海株は後場一段高、物価統計を受け景気回復期待の買い強まる
東京時間14:04現在
香港ハンセン指数 26223.04(+93.86 +0.36%)
中国上海総合指数 3446.02(+42.14 +1.25%)
台湾加権指数 12217.18(+46.99 +0.39%)
韓国総合株価指数 2175.66(+16.78 +0.78%)
豪ASX200指数 5984.10(+63.80 +1.08%)
インドSENSEX30種 36608.71(+279.70 +0.77%)
NZSX浮動株50トータルリターン 11520.39(-186.88 -1.60%)
アジア株は軒並み上昇。前日の米株高や中国の景気回復期待の買いが続いている。
上海株は8営業日続伸、約2年5カ月ぶりの高値をつけている。きょう発表された中国物価統計を受け、上げ幅を拡大。中国6月の生産者物価指数は-3.0%と前月の-3.7%から下落率が縮小した。消費者物価指数は+2.5%と前月の+2.4%からやや上昇した。物価統計を受け、市場では中国経済の持ち直しが続いているとの安心感が広がっている。
豪州株は反発。ナスダック指数が最高値を更新したことを受け、ハイテクや通信サービス関連が上昇している。ただ、豪州での新型コロナウイルス「第2波」による景気悪化懸念は高まっている。豪州で2番目に人口が多いビクトリア州が6週間のロックダウンを導入したことを受け、豪財務相は「週に最大10億豪ドルの打撃を受ける可能性がある」と指摘している。
NZ株は大幅安。豪資源大手リオティントがNZでのアルミニウム製錬所を来年8月までに閉鎖すると発表したが嫌気されており、素材やエネルギー関連が全面安となっている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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