続伸も、追加減産見通しや緊急利下げで買いは強まらず=NY原油概況
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=47.18(+0.43 +0.92%)
ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.41~0.43ドル高。その他の限月は0.13~0.40ドル高。
石油輸出国機構(OPEC)を中心とした産油国で構成するOPECプラスの共同技術委員会(JTC)が、日量60~100万バレルの追加減産を提案したと伝わったことや、緊急の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の追加利下げが決まったことが相場を支援した。ただ、上値は重く、引けにかけては上げ幅を削った。
時間外取引で4月限は48.66ドルまで上昇。ただ、通常取引開始後は上げが失速。一時46.47ドルまでマイナス転換したが、プラス圏に浮上して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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