突っ込み警戒感から大幅反発 21200円-21500円のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

●28日のNY株式市場は売りが先行し、パウエル議長の発言で下げ幅を縮小。ナスダック指数とSOX指数はプラス。ニュージーランドやナイジェリア、メキシコなど新たに6カ国で新型コロナウイルスへの感染が確認され売りが先行した。しかし午後にパウエル米連邦準備理事会長が「景気を下支えするため適切に行動する」と表明し、利下げの可能性を示唆したことにより下げ幅を縮小。ダウは安値からは728ドル値を戻して取引を終了。

ダウ工業株　　　　　２５４０９.３６（－３５７.２８）▼１.３９％
ナスダック　　　　　　８５６７.３７（＋　　０.８９）△０.０１％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　　２９５４.２２（－　２４.５４）▼０.８２％
半導体株（ＳＯＸ）　　１７０５.５４（＋　３６.８９）△２.２１％

●本日の日経平均は突っ込み警戒感から、大幅反発と読む。ＣＭＥ日経平均先物終値は２万１０１５円で、先週末の東京市場の日経平均終値２万１１４２円と比べ１３０円ほど安い水準。先週末の大阪取引所の日経平均先物終値は２万０５５０円。

★日経平均株価のポイント
　────────────
２万１１４２円　先週末終値
　２万１０１５円　ＣＭＥ日経平均先物
　２万０７００円　ＰＢＲ１倍

●騰落レシオ（25日）53.30％

●新規上場
　────
　カーブス　　公開価格７５０円

●今週の予定

2（月）
中 2月 財新製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
独 2月 マークイット/BME製造業購買担当者景気指数(PMI)
欧 2月 マークイット製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
英 2月 マークイット/CIPS製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
米 2月 ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)
米 2月 マークイット製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値

3（火）
米 米大統領予備選スーパーチューズデー
英 2月 マークイット/CIPS建設業購買担当者景気指数(PMI)
欧 2月 消費者物価指数(CPI)原数値
欧 1月 生産者物価指数(PPI)
欧 1月 失業率

4（水）
中 2月 財新サービス業購買担当者景気指数(PMI)
独 2月 マークイットサービス部門購買担当者景気指数(PMI)
欧 2月 マークイットサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
英 2月 マークイット/CIPSサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
米 2月 マークイット総合購買担当者景気指数(PMI)改定値
米 2月 マークイットサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値

5（木）
米 前週分 EIA週報
米 2月 ISM非製造業総合指数
米 2月24日週次 新規失業保険申請件数

6（金）
米 前週分 USDA輸出成約高
米 1月 製造業新規受注(前月比)
2月 雇用統計

7（土）
米 1月 消費者信用残高
中 2月 輸出入(前年比)
中 2月 貿易収支(USD)