“もう一段の巻き戻し”も期待できる局面…!? - ドル円

達人の予想 

◆ リスク回避姿勢後退 - 巻き戻し先行

※ご注意:予想期間は1月30日と表示されていますが、本日(1月29日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

「各国の対応(新型コロナウイルスの封じ込め策)」を背景に、昨日は“過度な警戒ムード(悲観論)”が和らぎました。
これに「強めの米経済指標(消費者信頼感指数は5ヶ月ぶりの高水準等)」も重なり、マーケットでは“巻き戻し”が進行しました。
ドル円も一時“109.199円”へと反発し、そのまま“同水準付近(109.149円)”で昨日の取引を終えています。

◆ “終息”したわけではないが…?

もちろん「新型コロナウイルス」が“終息”したわけではありませんので、『これにて一件落着』というわけにはいきそうにありません。
それでも“一服(一巡?)”したのは事実ですので、再テーマ化するには“蒸し返し”ではなく“新たな悪材料(重篤患者拡大or広範囲の感染拡大等)”が必要と見るのが自然です。
つまり“ヘッドライン”には引き続き警戒が必要なものの、現時点では「過度に警戒する必要なし」「もう一段の巻き戻しの可能」と考えるのは、特に無理な話ではありません。

◆ まずは“50日移動平均線”突破の有無がポイント

“昨日高値(109.199円)”と合致する「“50日移動平均線(本日は109.209円)”突破の有無」がまずはポイントということになりますが、「(27日の)窓埋め完了」を除けば、水準的には少し中途半端…。
少なくとも“20日移動平均線(同109.384円)”がすぐ上に控える“1/17~1/27の38.2%戻し(109.325円)”、あわよくば“日足・一目均衡表転換線(同109.509円)”とも合致する“同50%戻し(109.509円)”辺りまでのさらなる戻りを十分に期待しながら、神経質なマーケットを眺めたいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:109.759(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:109.649(1/24高値、200/100週移動平均線、1/17~1/27の61.8%戻し)
上値3:109.509(1/17~1/27の50%戻し、日足・一目均衡表転換線、月足・一目均衡表基準線、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:109.325(1/17~1/27までの38.2%戻し、20日移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値1:109.209(50日移動平均線、1/28高値)
前営業日終値:109.149
下値1:109.000(大台、日足・一目均衡表先行スパン上限/基準線、週足・一目均衡表転換線、50週移動平均線)
下値2:108.806(日足・一目均衡表先行スパン下限、ピボット1stサポート)
下値3:108.730(1/27-28安値、100日移動平均線、-1σ、20週移動平均線、1/8~1/17の61.8%押し水準)
下値4:108.589(ピボット2ndサポート)
下値5:108.480(200日移動平均線、ピボットローブレイクアウト)

執筆者 武市佳史

執筆者 : 武市佳史|株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト

株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト。日本におけるFXの草創期より業務に従事。現在は週刊為替コラム「武市のなぜなにFX」の執筆やWebセミナー講師を務めるのみならず、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿中。

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