米中貿易合意の調印式を控えて方向感に欠ける取引=ロンドン為替概況

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米中貿易合意の調印式を控えて方向感に欠ける取引=ロンドン為替概況

 15日のロンドン市場は、米中貿易合意の調印式を控えて方向感に欠ける取引となっている。ドル円は110円を下回る水準で小安く推移している。ポンドやユーロは売りが先行したが、取引中盤には反発しており、下げを消す動きとなっている。ユーロドルは取引中盤に1.11台前半から1.1155レベルまで買われた。ポンドドルは序盤に1.30台割れへと下落したが、1.30台前半へと戻している。ポンドにとっては引き続き次回英中銀会合での利下げ観測が根強い。きょうは前回会合で利下げを主張したサンダース委員が再び利下げの必要性を示唆した。また、12月の英消費者物価指数の伸びが+1.4%に鈍化しており、3年ぶりの低水準となった。ただ、きょうはポンド売りは持続していない。ポンド円は143円を挟んで下に往って来い。2019年のドイツ年間成長率は0.6%と、前年の1.5%から落ち込んだ。過去6年間で最低の伸びとなった。ただ、独経済省は製造業の底入れが近い、第4四半期成長はわずかに改善した兆候がある、などとしていた。

 ドル円は109円台後半での取引。米中貿易合意の調印式を控えて小動きにとどまっている。欧州株が小安いことや、米債利回りが小幅に低下しており、ドル円は110円が重く、109.82レベルまでじり安となっている。

 ユーロドルは1.11台半ばでの取引。序盤にはポンドドルとともに1.1119レベルまで下押しされたが、その後は下げ一服。取引中盤にかけては直近高値を上回ると一時1.1155レベルまで買い上げられた。ユーロ円も122円台前半で上値重く推移し、122.20近辺まで軟化したが、その後は122.54レベルまで反発している。この日発表されたドイツ年間成長率は0.6%と、前年の1.5%から落ち込んだ。過去6年間で最低の伸びとなった。ただ、独経済省は製造業の底入れが近い、第4四半期成長はわずかに改善した兆候がある、などとしていた。

 ポンドドルは1.30台前半での取引。朝方に1.3043レベルまで買われたあとは売り広がった。ポンドにとっては引き続き次回英中銀会合での利下げ観測が根強い。きょうは前回会合で利下げを主張したサンダース委員が再び利下げの必要性を示唆した。また、12月の英消費者物価指数の伸びが+1.4%に鈍化しており、3年ぶりの低水準となった。ポンドドルは1.2986レベルまで一時下落。ただ、きょうはポンド売りは持続していない。その後1.30台前半へと買い戻されている。ポンド円も143円台前半から142.67レベルまで下落したあとは、143円近辺へと反発している。
 
MINKABU PRESS 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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