反落、イランの報復待ちのなかで調整売りが優勢に=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=62.70(-0.57 -0.90%)
ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.57~0.53ドル安。その他の限月は0.48ドル安~0.35ドル高。
イラン革命防衛隊のスレイマニ司令官が米国によって殺害された後、イランが今のところ報復行動を見送っていることから調整売りが優勢となった。半国営のファルス通信がイラン最高安全保障委員会のシャムハニ事務局長の発言を伝えたところによると、報復には13のシナリオが検討されており、緊迫感は高止まりしている。
時間外取引で2月限は軟調に推移。63.15ドルまで戻す場面はあったが、マイナス圏で上値は重かった。通常取引開始後は62.11ドルまで安値を更新した。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。