ドル/円、動意薄=外為どっとコム総研 神田卓也
ドル/円、動意薄
昨日のドル/円は、クリスマスで大多数の国が休日となる中、109.35-40円前後で膠着。本日も、豪、独、英など多くの国が休日となるため、小幅な値動きが続く公算が大きい。米国は休日でこそないもののクリスマス休暇中の参加者が多いと見られ、NY市場でも動意は期待できそうにない。流動性が低下する中でのレート急変には引き続き注意が必要だが、北朝鮮の動向や米中通商協議などに絡む突発的なニュースがなければその可能性も低そうだ。
執筆者 : 神田卓也|株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 証券株式会社を経て、1991年㈱メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年同社入社。