ECB理事会は戦略的見直しの中身に注目か=NY為替
ユーロドルは1.1070ドル近辺での推移が続いている。今週は重要なイベントリスクが目白押しの中、結果を見極めたいとして市場には様子見気分が広がっている模様。ユーロドルも狭い範囲での値動きとなっている。21日線が1.1045ドル付近に来ており、100日線も1.1065ドル付近に来ている。その辺が目先の下値サポートと意識される。
ユーロに関しては何と言っても、木曜日のECB理事会が注目される。ラガルド体制になって初の理事会となる。ただ、政策自体は据え置きが見込まれ、新たなヒントも何も出ないというのがコンセンサスのようだ。むしろ、ラガルド総裁のもとでECBが計画している戦略的見直しの中身が注目のようだ。今回はECBのスタッフ見通しも発表されるが、成長見通しは下方修正が見込まれている。
EUR/USD 1.1068 EUR/JPY 120.19 EUR/GBP 0.8412
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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