朝の下げから反発も、上値も抑えられる=東京為替概況
朝の下げから反発も、上値も抑えられる=東京為替概況
昨日の海外市場でロンドン市場午前の144円68銭からNY夕方には143円10銭台まで下げたドル円。朝はその流れが継続し、143円を割り込んで142円91銭を付ける場面が見られた。
もっとも朝の下げが一服すると買戻しが入った。目立った材料はなく、行き過ぎた動きへの警戒感からのドル買い円売りとなった。仲値に絡んだドル買い円売りも支えとなり上値を試したが143円49銭までの戻りとなった。ユーロドルが1.1199を付けるなど、全般にドル安が目立ったこともあり、ドル円も上値が重くなり、午後は143円20銭割れを付けるなど、小幅ながら少し調整売りが入った。
ユーロドルは1.1199まで上昇。1.12超のユーロ買いに慎重で上値を抑えられたが、下がると買いが出る流れ。
ユーロ円は朝のドル円の下げ局面で159円90銭前後を付けた後、160円60銭台まで上昇。ドル円同様行き過ぎた動きには警戒。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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