UPSが下落 バーバーCFOが突然の引退を発表=米国株個別
宅配のUPSが下落。7-9月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想の範囲内となった。また、海外配送の売上高は予想を下回ったものの、主力の米国内は予想を上回っている。
市場はこの日に突如発表されたバーバーCFOの突然の引退を嫌気している模様。同氏は急増する電子商取引の荷物を処理するための改革の先導役となっていた。アビニーCEOの後継者とも目されていただけに、市場はその道半ばでの引退に不透明感を強めている模様。12月末で退職し、後任は未定。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):2.07ドル(予想:2.06ドル)
・売上高:183.2億ドル(予想:183.7億ドル)
米国内:114.6億ドル(予想:112.8億ドル)
国際:34.9億ドル(予想:35.7億ドル)
・国際小包平均単価:-0.8%(前年:+3%)
・サプライチェーン&フレイト:33.7億ドル(予想:35.1億ドル)
(NY時間10:42)
UPS 114.64(-3.88 -3.27%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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