ドル円、米景気減速懸念で3日続落。
マーケットコンディション
昨日のドル円は、107.16円で始まると、東京時間、107.10円前後で軟調推移。ロンドン時間、一時107.29円まで買われるが、米景気減速懸念で上値は重い。NY時間、9月米ISM非製造業指数は予想55.0に対し52.6と下振れると、NYダウ平均が下落、ドル円は106.48円まで下落。その後、NYダウ平均が買い戻されると、ドル円も買戻しが入り106.90円でクローズをむかえた。
ドル円、米景気減速懸念で3日続落。
ISM製造業・ADP雇用統計・ISM非製造業と連続悪化で、本日の米雇用統計では、下振れに反応しやすくなっているので警戒。テクニカル的に、昨日の安値106.48円は、104.44円から108.47円の上昇に対する50%押し(106.45円)レベルである。112.39円-104.44円-108.47円からの下値拡張では、38.2%が105.43円・61.8%が103.55円となっており、決壊に注意。
98年日本初のFX事業開始から、Web広告やセミナー運営、リスク管理啓蒙などFX業務全般に携わる。数多くの一般投資家と接しながら、現在、YJFX!にてFXエバンジェリストとして情報配信・FXコラム執筆・セミナー活動等を行っている。