NY株安を嫌気して売り先行 21600-21900のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆
NY株安を嫌気して売り先行
●24日のNY株式市場は材料に乏しく小動き。米9月消費者信頼感指数が125.1と市場予想平均の133を下回った。またトランプ米大統領が国連総会の一般演説で、中国の不公正な貿易慣行を厳しく批判したことから米中貿易協議進展への期待感が後退し、売りが優勢となった。
ダウ工業株 26807.77(-142.22)▼0.53%
ナスダック 7993.63(-118.83)▼1.46%
S&P500 2966.60(- 25.18)▼0.84%
●本日の日経平均はNY株安を嫌気して、売り先行と読む。CME日経平均先物の終値は2万1705円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万2098円と比べ390円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は2万1710円。
●日経平均株価のポイント
2万2098円 昨日終値
2万2036円 5日線
2万1802円 一目転換線
2万1705円 CME日経平均先物
●シカゴグローベックスNYダウ先物24ドル高(執筆時)。
●今週の主な予定
25(水)
○日 --- 日本銀行議事要旨公表
○米 Q2 GDP確報値
○米 9月16日週次 新規失業保険申請件数
27(金)
○欧 9月 消費者信頼感指数確定値
○米 8月 消費支出季調値
○米 9月 ミシガン大消費者信頼感指数
国内・外資の大手金融機関で経験を積んだのち、『あすなろ投資顧問』に在籍。市場動向分析、市場心理分析、チャートだけでは語らない「大局的な視野」を持ち日々銘柄を分析。顧客に寄り添うアドバイスに定評があり、個人投資家の資産形成をサポートいたします。