ドル円は108円台前半での推移が続く FOMC待ち=NY為替
ドル円は108円台前半での推移を続けている。基本的には午後のFOMCの結果待ちの雰囲気が続いており、狭い範囲での取引が続いている。きょう1日のレンジは18銭程度。
ただ、108円台はしっかりと維持しており、100日線の水準を固める動きが見られ、8月後半からのリバウンド相場の流れを堅持している。
FOMCだが、現地時間午後2時(日本時間19日午前3時)に結果が発表。トランプ大統領による大胆な利下げへの圧力は続く中、市場では今回は利下げを確実視も利下げ幅は0.25%に留まるとの見方が有力。ただ、市場も十分に織り込んでおり、0.25%の利下げであればサプライズは無さそうだ。
今回はFRBの経済見通しやFOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)が公表され、むしろ、そちらが注目となりそうだ。足元のファンダメンタルズからすれば、FOMCメンバーはそうハト派にはなれそうにもない。そのよう中、2020年末の金利見通しをどのように見ているか注目される。市場では今回を含めて2020年末までに0.25%づつ、あと3回か4回の利下げを織り込む動きが出ている。
USD/JPY 108.17
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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