ドル円しっかり=東京為替前場概況
東京外国為替市場中盤、ドル円は106.24円付近まで水準を切り上げた。週明けの下げを帳消しにしている。財新が発表した8月の中国製造業購買部担当景気指数(PMI)が底堅かったことから、世界的な景気減速懸念が後退している。
ただ、米国が対中関税第4弾を週末に発動するなど、米中貿易戦争は激化しており、ドル円の上値は限定的。香港情勢も引き続き懸念されている。
ユーロ円は116円後半、豪ドル円は71円半ばで推移し、東京早朝の安値から戻している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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