【海外市場の注目ポイント】米FRB要人発言など
日本時間20日午前0時10分にブラード米セントルイス地区連銀総裁が講演を行い、同20日午前5時半にはローゼングレン米ボストン地区連銀総裁がパネル討論会に参加する。市場では30・31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)における政策金利の引き下げが確実視されているが、利下げ幅については、0.25%と0.50%に見方が分かれている。ブラード米セントルイス地区連銀総裁は今回の会合で0.50%の利下げを行う必要はないと指摘している。ローゼングレン米ボストン地区連銀総裁も同様の考えであることを明らかにすれば、米国の大幅利下げ観測が後退し、ドルが買われる可能性がある。
経済指標としては、日本時間午後11時に7月の米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値の発表が予定されている。大方の予想は98.8となっており、前月の98.2を上回り、2カ月ぶりに上昇するとみられている。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。