参議院選挙明け、日本株は騰がる?(7/18版)
(むしろ買うべきかと)
IQ上位2%の投資家、中原良太です。
7/17の日本株も、
弱かったですね…。
TOPIXがあと一歩で、
25日線を割れそうです。
ここを割れてきたら、
また弱気相場に逆戻りかも。
いまが踏ん張りどころ…ですね。
こんだけ相場が下がっているので、
「株を買うのはちょっとやりづらい…」
と考えている方も多いことでしょう。
今週末には参議院選挙も控えてるので、
「どうしたもんかなぁ…」と、
悩んでる人も多いでしょう。
果たしてこれから、
どう立ち回れば良いのでしょう…?
◆ ◆ ◆
先週の予想では、
「7/17(水)に株を買うと勝てるかもしれないぞ!」
という話をしました。
具体的な理由は3つ。列挙すると、
◯選挙の前後は株価が騰がりやすい!
◯週の後半は株価が騰がりやすい!
◯FOMCサイクルの0, 2, 4, 6週目は騰がりやすい!
(7/16(火)〜7/23(火)は4週目に該当する)
といった根拠をお話ししました。
以上を踏まえたうえで、
「積極的に利益を狙うなら7/17(水)に買ってみても良さげ」
「慎重な人は相場が騰がるまで待った方が無難だと思う」
という話をしました。
そして今。
残念ながら日本株は続落。
僕はチキンな慎重派なので、
「相場が騰がるまで買わない!」
と決めていました。
かろうじて損は免れました。
とはいえ、判断が裏目に出ました。
これからは、どう対応するべきでしょうか…?
◆ ◆ ◆
今日の予想は先週の続きです。
7/17にも相場が下がったので、
「まだまだ下がりそうだなぁ…」
と悩ましいところです。
そんな中の中原の見解はこうです:
結論から言うと昨日と同じく、
「積極的に利益を狙うなら7/18(木)に買ってみても良さげ」
「慎重な人は相場が騰がるまで待った方が無難だと思う」
を考えています。
とりわけ気になるのが今週末の参議院選挙。
そこで、
ちらっと昨日お話しした、
「選挙と株価の関係」について、
論文を読み込んでみました。
この論文によると、
「選挙の2週前〜4週後までは騰がりやすい!」
というデータが得られていました。※
※論文:Political elections and the resolution of uncertainty: The international evidence
ただし、
この傾向は自由度の低い新興国などの場合は、
「選挙前後は株価がガッツリ騰がる!」
というデータも出ているのですが、
日本のような先進国だとかなり弱め。
「ガツガツ株を買うぞ〜!」
と考えるほどじゃなさそう。
「爆上げ!」とまでは行かないでしょうが、
「ちょい上げ!」くらいは期待できそうですね。
日本の選挙の動向よりも、
海外の選挙の動向に気を配った方が、
儲けるチャンスは見つかりそう。
とはいえ、
「選挙は水物だから避けた方が良いぞ〜!」
なんて話しをする人もいますが、
避ける必要は無さそうです。(むしろ買うべきかと)
また、先述したとおり、
「週末は株価が騰がりやすいぞ〜!」
「FOMCサイクル的に7/16(火)〜7/23(火)も期待できるぞ!」
というデータもあるんで、
基本は「強気スタンス」で臨むと良いかと。
僕のようなチキンタイプの慎重派は、
「地合いがよくなるまで様子見」が無難。
あるいはライオンタイプの積極派は、
「7/18(木)からドカンと株を買う」のも良さげ。
どちらを選ぶかは、
好みでしょうなぁ。
この追い風は今週末まで続くので、
チャンスタイムかと思いますぞ〜!
もちろん、これはあくまで僕の見解。
決めるのはあなた自身です。
ただ言えるのは、
ここまで話したことは、
「膨大なデータによって実証されてきた」
科学的なお話しだということです。
これらの話に基づいて、
あなたはこれからの夏枯れ相場を、
どうやって乗り切りますか?
後悔のないよう、
たっぷり考えて決断してください^^@
IQ上位2%の投資家、中原良太でした。
執筆者 : 中原良太|株式会社テラス システムトレード開発者
IQ上位2%のメンサ会員。25歳の時、Yahoo!株価予想達人「ベストパフォーマー賞」「通年最高勝率者賞」を最年少受賞。予想累計成績は、2015年+480%、2016年+1024%、2017年+943%、2018年+501%。㈱テラスなどに寄稿