議会証言の影響残り、円高優勢に=東京為替概況
ドル円が108円台を割り込み一時107円86銭近辺を付けるなど、円高が優勢な展開となった。
前日のパウエルFRB議長による議会証言を受けてドル安が優勢に。108円80銭台から108円台前半に下落。108円40銭近辺で朝の取引を迎えると、東京勢の本格参加後じりじりと値を落とす展開となった。
前日のドル高局面で109円を付けきれず、上値の重さが印象的になったところで、米利下げ期待が強まり、ドル売り基調に。イラン革命防衛隊が英国籍のタンカーを拿捕しようとした報じられたことで中東情勢への警戒感も広がった。
ドル円は108円の大台をあっさり割り込み、107円86銭まで。安値から少し値を戻したが108円手前まで。
ユーロ円が122円近辺から121円62銭まで値を落とすなど、円高が優勢に。
午後からは少し値を戻しているものの、戻りは鈍い。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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