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下を意識しつつも、引き続き、レンジ相場か

達人の予想 

●為替報告書も肩透かし

ドル円(日足)
ドル円(日足)

本来、4月に発表されるはずであった米為替報告書。今回はずれにずれて昨日発表され、中国は為替操作国に認定されず、我が国同様、監視対象国どまりとなりました。元々、為替操作国に認定されるには3つの要件を満たす必要がありますが、その要件を満たすにはかなり難しいとされていますので、想定通りの結果と言えそうです。

ここに来てイタリア財政懸念がクローズアップされ、その懸念はイタリアのみならず欧州経済の先行き懸念を再燃。また、中国の有力者が米国に対して反発の呟き。米中問題の長期化がリスクオフへ燃料投下している状況です。

●これまでの相関に変化か?

これまで、債券利回りが低下すると、株式市場は上昇の構図が出来ていましたが(本来であれば、経済成長鈍化→株安・債券利回り低下というのがまっとうな動きと考えられていました)、昨日の動きを見ると、債券利回り低下、株安となっておりました。これまでの債券と株式市場の構図に変化が出てきているのか、個人的に注目しています。米10年債利回りは2.25%台まで低下しています。本来であれば、ドル円も109円割れとなっても不思議ではないのですが、世界的な景気後退に伴い、ドルに資金が向かっていることから、サポート要因として機能しています。また、東京時間に入ると、実需(輸入)のドル買いが持ち込まれているようであり、その辺りもレンジワーク化になっている要因と思われます。トランプ大統領の発言を見る限り、市場では常にリスクオフ方向を意識したオペレーションをせざるを得ない状況でありますが、ドル円のレンジ109.00~110.50円と考えております。

執筆者 比嘉洋

執筆者 : 比嘉洋|マネースクエア シニアコンサルタント

マネースクエア シニアコンサルタント 米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!

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