アジア株 午後に入って中国株に売りが目立つ

東京時間18:08現在
香港ハンセン指数　　 27705.94（+48.70　+0.18%）
中国上海総合指数　 2891.71（-14.26　-0.49%）
台湾加権指数　　　　 10457.22（-7.28　-0.07%）
韓国総合株価指数　 2064.86（+3.61　+0.18%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 6510.71（+10.57　+0.16%）
インドＳＥＮＳＥＸ３０種　 39127.86（+158.06　+0.41%）

　２１日のアジア株は、午後に入って中国株の売りが目立つ展開となった。米政府が中国のハイクビジョンなど監視関連５社に対して、ファーウェイ同様にエンティティリストへの記載を検討との報道を受けて、中国株の売りが強まった。
　　　
　上海総合指数は一時２８８０割れを付けるなど軟調な動き。プラスに転じる場面が見られた午前の値動きから、売りが優勢となった。中国ナショナルソフトウェア＆サービスが１０％の上昇、インターネットセキュリティ大手の３６０セキュリティが５％超の上昇を見せるなど、テクノロジー関連株が上昇しているものの、その他業種の売りが目立つ展開に。酒造会社の貴州茅臺酒、石油大手ペトロチャイナ、保険大
手人寿保険、平安保険などが軟調。

　香港ハンセン指数は反発。昨日売りが目だった保険会社のＡＩＡグループに買い戻し、カジノ大手サンズチャイナなどがしっかり。携帯電話大手チャイナモバイル、インターネットサービス大手テンセントホールディングスなどが売られた。
　　　
　豪ＡＳＸ２００指数は小幅高。鉱物探査大手ライナスコーポレーション、ピルバラミネラルズなどが堅調。同業フォーテスキューメタルズに売りが目立つなど同業種でも動きはまちまち。