ダマシを消化、東京反発
朝から、先週末・週明けの不可解な急落分を回復しようという動きに出てきました。
後述するように、直接的な引き金は、アルゴリズムだとすると、要するにダマシ的な下げであったということになるわけで、それが正しければ市場もさすがに自動的に水準訂正するはずです。今日のところは、その動きが始まったということなのでしょう。
そもそも肝心の米国株市場については、税還付金のサポートが今月・来月と非常に強い買い圧力が維持されているので、昨年末の大幅下落相場の直前、12月の戻り高値を上回るまで上昇していたことなどは、その効果が大きいでしょう。この買い圧力は4月までは存在し続けるので、足元の下げも自ずと解消されることになるはずです。
本日は午後から配当落ち分の再投資が出ていたのではないかと思います。
あとは、明日の権利落ち日です。171円以上上がれば、続伸です。近年は当日大幅高ですが、どうでしょうか。期待したいと思います。
すでに本日だけで、今回の急落値幅の半分強は奪回。正確には下げ幅の61.8%戻しを超えています。明日続伸で戻せれば、センチメントは一気にブルに回帰することができます。