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【ロンドン市場】ドル高水準で揉み合う、ドル円は112円手前

見通し 

5日のロンドン市場は、ドル高水準での揉み合い。ドル円は米債利回り上昇とともに111円台後半でじり高の動き。ただ、112円には届かず高止まり。ユーロドルは1.13台前半での上下動。ドイツ、ユーロ圏の非製造業PMI確報値やユーロ圏小売売上高が予想を上回ったことで買われる場面があったが、値幅は20ポイント程度に抑制されている。ポンドドルも1.31台後半から1.32台を目指したが、大台手前までで失速。1.31台半ばまで押し戻される場面があった。いずれも先週の米GDPを受けたドル買いの流れにあり、ドル高水準での推移。欧州株は前日終値を挟んで方向感に欠けている。足元ではやや小緩んでいる。クロス円は序盤に買われたが、長続きしていない。ユーロ円は126円台後半、ポンド円は147円台での振幅。各市場とも値動きは鈍い。

ドル円は111円台後半での取引。序盤に欧州株が買われ、米債利回りが上昇する動きに111.99レベルまで買われたが、112円台には乗せ切れず高止まりしている。下押しも111.87レベルまでと浅く、動意薄。

ユーロドルは1.13台前半での取引。ロンドン序盤はドル高の動きとなり1.1316レベルまで下押しされた。しかし、下落はここまで。その後は1.1330台へと下げ渋っている。ユーロ円は126.60台から126.90近辺での上下動。対ポンドでも方向感に欠ける振幅。フランス、ドイツ、ユーロ圏の2月非製造業PMI確報値が上方改定されており、ユーロ買いを誘う場面があったが、前日の高値を試す動きには至らず。ユーロ圏小売売上高の前年比が予想を上回ったが反応薄だった。

ポンドドルは1.31台後半での取引。1.3150割れを試すも下値は堅い。一方、反発も1.3199レベルまでにとどまり、上値の重さが確認されている。ポンド円は序盤に147.79レベルまで買われたが、前日高値には届かず反落。下値も147.20レベルではサポートされており、レンジ取引となっている。英非製造業PMIが予想に反して改善したが、ポンド買いは一時的にとどまった。英中銀とECBブレグジットに備えて通貨スワップ協定を締結と報じられたが反応薄。ハント英外相やハモンド英財務相からはブレグジット合意に向けた楽観姿勢とともに合意なき離脱を警戒する発言もあった。ハモンド財務相によると、英国では巨額の投資が押さえつけられており、ブレグジット合意ができれば投資が再開するだろうとしている。

この日はランドが買われた。南ア第4四半期GDPは前期比年率+1.4%と事前予想+1.2%を上回った。前年比も+1.1%と事前予想+0.6%を上回った。また、前回第3四半期の数字も前期比年率+2.6%、前年比+1.3%にそれぞれ上方修正された。この結果を受けてドル/ランドは14.18近辺から14.1135レベルまで下落。ランド円は7.90近辺から7.9340レベルに高値を伸ばした。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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