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【来週の注目材料】米個人消費の力強さを確認へ~米小売売上高

見通し 

 来週は、日本がお盆休み、海外勢もサマーバケーションシーズンということで、取引参加者の少ない週となります。

 注目材料は15日に発表される米小売売上高(7月)。
 米国のGDPの約7割を示す個人消費の動向を
直接表す同指標。前回(6月分)は前月比+0.5%と堅調な数字となり、事前予想とも一致しました。

 前々回の5月分について前月比+0.8%から+1.3%に上方修正された上に、予想通りの好結果(比較対象が上昇したうえで、さらに堅調な数字)だけに、米国の個人消費の力強さを印象付ける格好となりました。

 自動車が+0.9%と全体を引っ張っていたところがあるため、今回の予想は+0.1%と少し落ち着いた数字になっています。前回の反動もあって、7月の米自動車販売が弱めで、新車販売台数をみると年率で1677万台と、6月の1724万台から減少しており、小売売上高の自動車部門(自動車及び同部品なので一致しない部分もあります)も、前月比マイナスが見込まれるためです。
 もっとも、自動車の売り上げをみると、価格の比較的高いジープの売り上げ好調でFCA(フィアットクライスラー)が、前年同月+6%を記録するなど、高価格帯の販売が好調になっており、米国の個人消費の力強さは健在という印象に。

 月ごとの変動が激しい自動車を除いた数字は
前月比+0.4%と、6月と同水準が見込まれており、予想通りの数字が出てくると、米景気は依然好調という印象を与えそうです。

 こうした数字は、直近目立つドル買い新興国通貨売りの流れを支え、ユーロドルなどでもドル高を誘いそう。

 ドル円に関してはリスク警戒での円買いもあり、一気のドル買いは難しそうですが、ドル円の下値を支える材料になる可能性も。

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