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【これからの見通し】ドル安がやや優勢、ポンドは対ユーロでもしっかり

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【これからの見通し】ドル安がやや優勢、ポンドは対ユーロでもしっかり

 ドル円は東京昼前からドル安円高となった。前日のナスダックの上昇などからリスク警戒感の後退が期待されたが、アジア株式市場でハイテク株の売りが強まったことで、リスク回避の円買いが見られた。また、日本の20年債入札が過去最高の応札倍率を記録するなど好調な結果となり、円買いを後押しした。ユーロドルなどは朝からドル安が優勢で、ドル円が高値から下げた東京午後からはドル全面安の動きとなっている。米10年債利回りが朝の5.14%台から5.11%台へ低下しており、ドルの重石となっている。

  もっとも、ドル円は直近のレンジ内での推移にとどまっており、明確な方向性は出ていない。日米金利差を意識したドル買いや、原油高を受けたドル買いが下値を支える一方で、日米通貨当局による円安けん制姿勢が上値を抑える展開は変わっておらず、この後も157円半ばから159円手前の水準を中心とした推移が続く可能性が高い。来週の日米金融政策会合まではレンジ取引が中心となりそうだ。

 ユーロドルはややしっかりした動きとなっている。フランスの政局情勢などが警戒感を誘うものの、ユーロは底堅さを見せており、地合いは堅調。1.12ドル台を中心とした推移がこの後も続く可能性が高い。もっとも値幅自体は落ち着いており、ユーロ円ではドル円の動きの影響が大きくなりそう。ユーロ円は178円手前の重さもあり、ドル円次第ではあるが177円台前半を付けに行く可能性が高いと見ている。

 ポンドは雇用統計の好結果もあってしっかり、失業率が予想外に改善しており、ポンド高を誘った。今週の英CPIが強く出るとの期待もポンドを支えている。対円の上昇に加え、対ユーロでもポンド買いが広がるなど堅調な地合い。この後もポンドはしっかりの展開が見込まれる。

MINKABUPRESS 山岡

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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