【これからの見通し】ドル高調整が継続するか、週末のポジション調整に注意
【これからの見通し】ドル高調整が継続するか、週末のポジション調整に注意
今週のドル相場は、かなりボラタイルな動きを示している。ドル指数は一時103の節目に迫る水準に上昇したあとは、逆に調整が優勢に転じている。昨日は明確に短期サポートである10日線を下抜けており、本日も陰線を示現している。本日は週末を控えた調整が入りやすい地合いでもあり、9月半ば以降継続しているドル高トレンドに変調がみられるのかどうか、注意してみたい局面と言えそうだ。
一方、今週発表された米CPIとPPIはいずれもインフレの粘着性が高さが示されており、これはファンダメンタルズ面からドル高材料となる。そのなかで実際のドル相場の値動きは上記のようにドル売り圧力が優勢となっている。ドル安の動きが一過性の調整に過ぎないのか、再び強まるのかをチェックする必要があろう。中東リスクを受けた原油高の継続性、足元調整気味の米債利回りの再上昇の有無などを確認したい。
この後の海外市場で発表される経済指標は、ユーロ圏貿易収支(8月)、ユーロ圏消費者物価指数(HICP・確報値)(9月)、カナダ住宅着工件数(9月)、カナダ国際証券取扱高(8月)、米輸入物価指数(9月)、米輸出物価指数(9月)、米鉱工業生産指数(9月)、対米証券投資(8月)など。上記で示したようなドル相場全般の方向性にとってはやや役不足となりそうだ。
発言イベント関連では、グールズビー・シカゴ連銀総裁がブルームバーグTV出演の予定。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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