東京株式(大引け)=648円安、半導体株中心に利食われ3日ぶり反落
7日の東京株式市場は半導体関連などを中心に目先利益確定の動きが表面化し、日経平均株価は反落した。引け際に下げ幅を広げ、この日の安値近辺で着地した。
大引けの日経平均株価は前営業日比648円27銭安の7万0035円71銭と3日ぶり反落。プライム市場の売買高概算は23億3090万株、売買代金概算は7兆6713億円。値上がり銘柄数は526、対して値下がり銘柄数は972、変わらずは54銘柄だった。
きょうの東京市場は朝方に買いが優勢となる場面もあったが上値は重く、その後は急速に値を消す展開。前日の欧州株市場が全面高に買われたほか、米国ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が5連騰で連日の最高値更新と気を吐いたが、この流れを引き継げなかった。日経平均は直近5営業日で5000円以上水準を切り上げており、その原動力となったAI・半導体関連を中心に目先ポジション調整の売りがかさんだ。前日は欧米各国で長期金利の低下が好感された面もあったが、東京市場では10年債利回りが上昇し、これも市場のセンチメントを冷やした格好だ。今週末9日にオプションSQ算出を控え買い向かう動きも限定的だった。ただ、引け際の大口売りで日経平均は一段安となったものの、7万円台は維持した。また、TOPIXは朝方に最高値を上回って推移したが、その後は売られ結局安値引けに。
個別では、売買代金首位のキオクシアホールディングス<285A.T>の下げが目立つほか、同2位のアドバンテスト<6857>も軟調。ディスコ<6146>は大幅安となった。
フジクラ<5803>、村田製作所<6981>が軟調、イビデン<4062>も下値を探った。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクやファーストリテイリング<9983>が売りに押され、ルネサスエレクトロニクス<6723>も下落。ACCESS<4813>が急落、Appier Group<4180>、楽天グループ<4755>なども値を下げた。
半面、太陽誘電<6976>が逆行高を演じ、レーザーテック<6920>もしっかり。三菱重工業<7011>が堅調、三井金属<5706>も買いが優勢だった。レゾナック・ホールディングス<4004>も頑強な値動き。また、日本マイクロニクス<6871>が急速に水準を切り上げた。霞ヶ関キャピタル<3498>が値上がり率トップに買われる人気となったほか、タムロン<7740>、テクマトリックス<3762>、ゼンショーホールディングス<7550>なども物色人気を集めた。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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