ダウ平均は反発 メモリー半導体関連の上値は重い=米国株概況
NY株式24日(NY時間16:25)(日本時間05:25)
ダウ平均 51848.90(+182.06 +0.35%)
S&P500 7358.22(-7.24 -0.10%)
ナスダック 25476.64(-110.40 -0.43%)
CME日経平均先物 70390(大証終比:+830 +1.18%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。一時581ドル高まで上昇し、再び最高値圏に戻す場面も見られた。前日までのIT・ハイテク株の売りが本日は一服。ただ、メモリー半導体関連の上値は重く、引け後に決算を控えたマイクロン<MU>やサンディスク<SNDK>は反発して始まったものの下げに転じている。IT・ハイテク株の上値が重い雰囲気は変わらず。
一方、本日はエネルギー株は下落したものの、一般消費財や産業、生活必需品といったセクターが上昇しており、ダウ平均を押し上げた。一部からは、長期投資家はAI関連銘柄以外の投資機会を探るべきとの指摘も出ている。
なお、エネルギー株については、本日も原油が急落しており、WTI先物8月限は一時70ドルを割り込む場面も見られた。
マイクロンの決算については、1株利益が20.50ドル、売上高は356.3億ドルが見込まれている。AI関連需要の急拡大を背景に、DRAM価格が前四半期比で約60%、NAND価格も75%超上昇する見通しであることから、予想を上回る決算も期待されているようだ。しかし、期待感を高めている投資家が満足する内容となるかは未知数。
ストラテジストは「テクニカル要因によるポジション整理が進んだという見方もあるだろう。それは正しいかもしれない。しかし、ファンダメンタルズ面でのリスクも浮上し始めていると考えている」と述べている。
「一部のAIモデル開発企業で価格競争が起きているという話を聞いている。旧型GPUのレンタル価格が下落し始めているという話もある。また、3年前にチャットGPTでオープンAIとの提携によってAIブームを主導したマイクロソフト<MSFT>の姿勢にも変化が見られる」と指摘。「マイクロソフトは現在、より低コストなモデルへと戦略転換する方針について語っている」と付け加えた。
セレブラス・システムズ<CBRS>が決算を受け大幅安。同社は5月にIPOを果たしたAI半導体メーカーだが、好調な数字を発表したものの、高い投資家の期待には届かなかったようだ。
ファストフードのウェンディーズ<WEN>が大幅高。特段の材料はないが、個人投資家中心に思惑が高まっている模様。レディット<RDDT>が提供する個人投資家に人気の掲示板「ウォールストリート・ベッツ」で、注目銘柄として取り上げられている。
建築用金属製品のワージントン・エンタープライゼズ<WOR>が決算を受け下落。1株利益、売上高とも予想を下回った。
レンタカーのハーツ・グローバル<HTZ>が大幅安。4-6月期(第2四半期)の利益が従来の想定レンジの下限に近づく見通しを示した。
マイクロン<MU> 1048.51(-3.26 -0.31%)
サンディスク<SNDK> 1914.46(-49.14 -2.50%)
セレブラス<CBRS> 182.26(-44.46 -19.61%)
ウェンディーズ<WEN> 7.86(+1.61 +25.66%)
ワージントン<WOR> 57.30(-3.73 -6.11%)
ハーツ<HTZ> 3.00(-2.06 -40.71%)
アップル<AAPL> 293.08(-1.22 -0.41%)
マイクロソフト<MSFT> 365.46(-8.48 -2.27%)
アマゾン<AMZN> 234.27(+0.16 +0.07%)
アルファベットC<GOOG> 345.04(-1.04 -0.30%)
アルファベットA<GOOGL> 345.29(-0.84 -0.24%)
テスラ<TSLA> 375.53(-6.08 -1.59%)
スペ-スX<SPCX> 154.54(-1.57 -1.01%)
メタ<META> 557.67(-4.53 -0.81%)
エヌビディア<NVDA> 199.00(-1.04 -0.52%)
AMD<AMD> 519.74(-0.11 -0.02%)
イーライリリー<LLY> 1117.26(+10.18 +0.92%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。