反発、イランは米国の停戦案を拒否=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=94.48(+4.16 +4.61%)
米国がイランに15項目の停戦案を提示したが、ロイター通信によるとイラン高官は一方的で不公平な内容で、成功に必要な最低限の要件が欠けているとの認識を示すなど、停戦協議が始まる兆候が見られないことが相場を押し上げた。イランのアラグチ外相は仲介国を通じて要求が提示されているだけで協議は行われていないと発言し、トランプ米大統領が建設的な協議が進行中であると述べたこととは認識の隔たりが大きい。米国防総省がイランに対する最終的な打撃を準備しているとの報道や、米軍やイスラエルを支援するアラブ首長国連邦(UAE)が戦争への参加に傾斜していると伝わっていることも買い手掛かり。
ただ、引け後にトランプ米大統領が「イラン政府の要請により、イランのエネルギーインフラに対するあらゆる軍事攻撃を10日間延期することを表明する」と投稿すると売りが強まった。トランプ米大統領は「(イランとの)協議は継続中で、フェイクニュースメディアによる誤った報道にも関わらず、非常に順調に進んでいる」との認識も示した。
時間外取引で5月限は堅調。通常取引開始後は95.44ドルまで上げた。引け後に89.51ドルまで急落したが、すぐに切り返している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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