アジア株 香港株上値重い、米早期利下げ期待後退 FRB高官タカ派発言相次ぐ
アジア株 香港株上値重い、米早期利下げ期待後退 FRB高官タカ派発言相次ぐ
東京時間11:21現在
香港ハンセン指数 26948.08(+99.61 +0.37%)
中国上海総合指数 4171.43(+32.68 +0.79%)
台湾加権指数 30901.89(+194.67 +0.63%)
韓国総合株価指数 4677.76(-14.88 -0.32%)
豪ASX200指数 8789.90(-18.64 -0.21%)
アジア株は高安まちまち。イラン情勢巡り米中摩擦再燃が懸念されている一方で、原油や金など商品相場の上昇が材料視されており、金鉱やエネルギー関連が買われている。
上海株は反発、当局の株式下支え期待の買いが続いている。政府系ファンド「国家隊」が好むETFは今日も朝から大幅上昇している。
香港株は続伸も上値は重い、米積極利下げ期待が後退している。
きのう発表された12月の米消費者物価指数は前年比横ばいとサプライズのない結果だった。政府閉鎖の影響で生じた歪みが解消するのは4月頃の見通しで、それまでは政策判断は難しいとの声。
市場ではパウエルFRB議長任期終了の5月までは金利を据え置くとの見方が広まりつつある。セントルイス連銀総裁やリッチモンド連銀総裁、アトランタ連銀総裁、NY連銀総裁らFRB高官は、さらなる利下げに消極的なタカ派姿勢を示している。
リッチモンド連銀のバーキン総裁は多くの企業が価格転嫁を進めているためインフレ圧力は依然として存在していると指摘、12月CPIだけを見て政策判断すべきではないと語った。
セントルイス連銀総裁もインフレ持続のリスクは依然として存在すると述べ、アトランタ連銀総裁はインフレ抑制に集中的に取り組む必要があるとしている。NY連銀総裁はインフレは緩和傾向にあるため追加利下げを急ぐ必要はないと主張。
※セントルイス、リッチモンド、アトランタ連銀総裁は今年投票権を持たない
韓国12月の失業率は4.0%と前回2.7%から大幅に悪化、2021年2月以来の高水準となった。失業者数は121万7000人と1999年の統計開始以来最多を記録。高齢者向け雇用支援プログラムに割り当てられた予算が使い果たされたため年末に失業者が急増したという。1月に新たな予算が投入されるため失業率の急上昇は一時的との見方。
執筆者 : MINKABU PRESS
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