日銀の利上げは緩やかも、日本国債の利回り上昇は円をサポートとの指摘も=NY為替
その後、ドル円は156.50円付近と本日安値圏での推移となっている。NY時間に入ってドルの戻り売りが強まっており、ドル円も上値の重い展開が見られている。
トランプ政権が突如、ベネズエラへの軍事作戦を展開。マドゥロ大統領をベネズエラから拘束・排除し世界を驚かせている。
ただ、いまのところ市場は落ち着いた反応を示し、米株式市場もダウ平均が4万9000ドル台の最高値を更新する中、リスク回避のドル高を期待していた動きは一旦後退しているようだ。この日発表のISM製造業景気指数が弱い内容となったこともドルの戻り売りを誘発している。
日本国債の利回りが上昇しており、本日の10年債は一時2.12%台まで上昇していた。1999年以来の高水準を付け、20年債や30年債も上昇。高市政権の積極財政を意識した動きとの解説もエコノミストからは出ているが、成長期待の表れとの指摘もある。
本日は植田総裁の講演が伝わっていたが、利上げの姿勢は堅持していた。ただ、市場では、今年の日銀の利上げは緩やかとの声も多い。インフレに後手に回っているのではとの指摘も出ている。
まあた、日本の10年債が2%を超えてさらに上昇するのであれば、本邦勢としては、わざわざ為替リスクをとって外貨建て資産に置き換える必要性も薄れる。その意味では円売り・外貨買い需要は後退するとの指摘もあるようだ。
USD/JPY 156.49 EUR/JPY 183.23
GBP/JPY 211.44 AUD/JPY 105.05
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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