ポンド、英CPI鈍化なら再び下落の可能性=NY為替
きょうのポンドドルは緩やかに上昇しているものの、全体的には1.31ドル台での推移に収まっている。一方、ポンド円は204円台を回復し、一時204円台半ばに上昇。10月に上値を抑えられた水準を上抜く展開を見せており、年初来高値の205.30円を試す展開になるか注目される。
ポンドの今週の注目材料は水曜日に発表される10月の英消費者物価指数(CPI)であろう。物価上昇圧力が鈍化したことが示されれば、ポンドは再び下落する可能性があるとの指摘が出ている。
先週の英雇用統計やGDPを受けて、12月の英中銀の利下げ期待が高まる中、今週の英CPIがインフレの鈍化を示せば、決定打となりそうだ。
GBP/USD 1.3164 GBP/JPY 204.30 EUR/GBP 0.8805
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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