東京株式(前引け)=続伸し一時200円超高、米下院は「つなぎ予算案」可決
13日前引けの日経平均株価は前営業日比103円47銭高の5万1166円78銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は13億1819万株、売買代金概算は3兆2008億円。値上がり銘柄数は975、対して値下がり銘柄数は562、変わらずは73銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は明確な方向感に乏しいなかも、やや買い優勢で推移した。前日の米国株市場では米政府閉鎖の解除期待を背景にNYダウが上昇し最高値を更新した一方、ハイテク株への割高懸念からナスダック総合株価指数は下落。この流れを受けて東京市場も朝方は気迷い気味でスタートしたが、その後は為替が円安に振れたこともあり、先物を絡めた買いで全体が押し上げられた。日経平均は一時200円を超えて上昇。TOPIXはザラ場の最高値を更新した。米下院が政府閉鎖を終わらせるための「つなぎ予算案」を可決したことが取引時間中に伝わり、米株価指数先物が上昇したことも日本株の支援材料となった。
個別では古河電気工業<5801>が急伸し、フジクラ<5803>、住友電気工業<5802>が水準を切り上げた。アドバンテスト<6857>、キオクシアホールディングス<285A.T>も上昇。エムスリー<2413>が値を飛ばした。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが高く、日立製作所<6501>、東京電力ホールディングス<9501>、三井E&S<7003>が値上がりした。半面、ソフトバンクグループ<9984>が水準を切り下げた。KOKUSAI ELECTRIC<6525>が安く、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>も軟調。JX金属<5016>も値下がりした。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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