アジア株 香港株は続落、米経済統計発表延期で材料不足 中国韓国は大型連休、台湾も休場
アジア株 香港株は続落、米経済統計発表延期で材料不足 中国韓国は大型連休、台湾も休場
東京時間14:04現在
香港ハンセン指数 26929.09(-211.83 -0.78%)
中国上海総合指数 3882.78(休場)
台湾加権指数 26761.06(休場)
韓国総合株価指数 3549.21(休場)
豪ASX200指数 8973.30(-14.07 -0.16%)
インドSENSEX30種 81473.81(+266.64 +0.33%)
アジア株はまちまち。
米政府機関閉鎖で先週末の雇用統計の発表は延期になった、今週予定されている貿易収支や新規失業保険申請件数も延期になる可能性があり、材料不足で様子見姿勢が強まっている。中国市場は8日まで休場、韓国市場も大型連休入りにで9日まで休みとなる。台湾市場もきょうは中秋節で休場。
香港株は続落、約4年ぶり高値圏にあることから調整売りが広がっている。
サンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連が下落している。マカオの9月カジノ収入が前年同月比6%増と小幅な増加にとどまったことで失望売りが広がっている。中国観光客は増加しているものの、9月下旬の大型台風の影響で事業を中断したことが影響した。NY金最高値を好感して金鉱株は上昇。シティは招金鉱業の目標株価を21.6香港ドルから37.5香港ドルへ74%も引き上げた。
豪州株は小動き、材料難で方向感に欠ける。豪州市場では今週は特に目立った材料がない、求人広告と消費者インフレ期待くらいだ。
豪中銀は先日の会合で第3四半期のインフレが予想以上に強まる可能性を警告した。ただ、その後に発表された8月の家計支出が+0.1%と7月の+0.4%から伸びが鈍化、市場予想の+0.3%も下回ったことで11月利下げ期待が復活しているようだ。

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。