フランス政治不安が再燃、ユーロ売りにつながる恐れ 9月8日に内閣信任投票を実施
フランス政治不安が再燃、ユーロ売りにつながる恐れ 9月8日に内閣信任投票を実施
フランスのバイル首相が9月8日に内閣信任投票を実施すると発表した。ただ、極右政党「国民連合(RN)」に左派政党、緑の党は不信任の意向を示している。議員の過半数が反対票を投じた場合、バイル首相は内閣総辞職を迫られることになる。そうなればマクロン大統領は7人目の首相を指名する必要に迫られる。マクロン氏は辞任を要求されているが、2027年の任期満了まで続ける意向を表明している。バイル首相は、確かにリスクはあるが最大のリスクは何もしないことだ、勇気がなければこの状況から抜け出すことはできないと会見で語った。
フランス政治不安が再燃、ユーロ売りにつながる恐れがある。きのうのフランス市場では国債が売られ10年債利回りは3.511%付付近まで急上昇し、3月18日以来の高水準となった。CAC40指数は1.6%近く下げ1週間半ぶり安値をつけた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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