ドル円、151円台前半 関税は短期的にドルを支えるとの見方=NY為替
NY時間の終盤に入ってドル円は151円台前半と本日高値圏での推移となっている。本日はドル高は一服しているものの、円安がドル円を下支えしている格好。本日の200日線が151.65円付近に来ているが、その水準が目先の上値メドとして意識されそうだ。
米大手銀のエコノミストは「トランプ政権の関税は短期的にドルを支援する可能性が高い」と指摘している。これまでのところ、米経済成長に対する懸念が輸入品への需要低下とインフレ上昇を相殺しており、その影響はまちまちであると述べている。
しかし、全面的な相互関税と報復措置は世界的なリスク回避を誘発する可能性があるため、ドルを支えることになるだろうと述べている。新たな相互関税が課されると見られている4月2日の期限を前に、ヘッジファンドが再びドルを買い始めていると述べてている。
USD/JPY 151.13 EUR/USD 1.0794 GBP/USD 1.2953
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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