広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

円売りが優勢、トランプ相互関税への警戒感がやや後退 ドル円149円台後半=ロンドン為替概況

今日の為替 

円売りが優勢、トランプ相互関税への警戒感がやや後退 ドル円149円台後半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、円安水準での推移。トランプ相互関税が4月2日から発動される予定だが、的を絞った措置になると報じられている。市場ではやや警戒感が後退しているもよう。米株先物は時間外取引で先週末から続伸している。ただ、序盤に堅調だった欧州株はやや上げ幅を縮小している。この日は一連の欧州PMI速報値、英PMI速報値が発表されたが、ユーロ圏の改善が予想に届かなかった一方で、英国は予想以上の回復ぶりを示していた。ユーロ対ポンド相場はユーロ安に傾いている。ドル円は東京午前に149.95レベルと150円に迫ったが届かず。ロンドン時間には調整売りが入ったが、149円台半ばで下げ止まっている。ユーロ円は162円台乗せから162.60付近まで買われたあと、一時162円台割れも足元では162円台前半での推移。ポンド円は193円台後半からさらに194円付近へと買われている。ユーロドルは1.08台前半から半ば、ポンドドルは1.29台前半から後半へと水準を上げている。米10年債利回りは4.29%付近へと上昇。総じてリスク状況は落ち着いている。チポローネECB理事は、ユーロ高やエネルギー価格低下といった主要な要素が追加利下げに向けた理論的根拠を強化しているとの認識を示した。

 ドル円は149円台後半での取引。東京朝方の149.02近辺を安値に、東京午前には149.95近辺まで高値を伸ばした。その後は150円付近が重くなり、ロンドン時間には149.50付近までじり安となっている。ただ、欧州株や米株先物・時間外取引が堅調に推移しており、クロス円の上昇とともにドル円の下げも一服している。

 ユーロドルは1.08台半ばでの取引。東京朝方の1.0808近辺を安値に、ロンドン序盤には1.0858近辺に高値を伸ばした。ユーロ円は東京時間に161.10付近から162.30付近まで買われたあと、ロンドン序盤には162.58近辺まで高値を伸ばした。ユーロ圏PMI速報値が予想ほどではなかったが前回から改善したことが手掛かり。その後の調整は浅く162円台前半に高止まりしている。対ポンドではややユーロが売られている。

 ポンドドルは1.29台後半での取引。東京早朝の1.2886近辺を安値に東京午前には1.29台前半へと上昇。やや調整が入ったあと、ロンドン時間には高値を1.2974近辺まで伸ばした。ポンド円は東京時間に192.23近辺から193.80付近まで上昇。その後の調整売りは浅く、ロンドン時間には194円付近へと高値を伸ばしてきている。ユーロポンドは0.8395近辺から0.8359近辺のレンジでユーロ売り・ポンド買いが優勢。この日発表された英PMI速報値がユーロ圏以上に良好だったことに反応している。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明 

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

関連タグ

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます