【本日の見通し】やや材料不足の中、方向感を探る展開か
【本日の見通し】やや材料不足の中、方向感を探る展開か
先週末金曜日の海外市場は米債利回りが一時低下し、148円60銭前後を付ける動きを見せたが、その後149円台を回復。日米の金融政策会合をこなし、次の方向性を探る展開となる中で、行き過ぎた動きに警戒感が出ていた。
今週はそれほど目立った材料がない。特に週初は材料不足感があり、方向性がやや出にくい展開か。先週の日米会合はそれまでの姿勢を基本的に踏襲。米国に関しては、上半期の追加利下げにやや慎重という見方が出ていたが、米FOMC後に米株が反発する場面が見られるなど影響は限定的となっている。
やや材料不足の中、次の方向性を探る展開が見込まれる。ドル円は149円台を中心とした推移か。150円超えでのドル買いが進むと流れが変わるが、そこまでの勢いが出るかどうかは微妙なところ。株式、債券市場動向をにらみながらの展開となりそう。
ユーロドルはやや上値が重い。1.08割れでは買い注文が入っているとみられるが、上値の重さから下をトライする可能性がありそう。
ユーロ円はドル円同様に株や債券市場動向次第の面がありそう。先週は164円台から売りが出たが160円台がしっかりしている印象。ドル円次第では162円台後半トライがありそう。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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