【本日の見通し】ドル円はリスク警戒継続か。EUへの２５%関税めぐる動きを警戒

【本日の見通し】ドル円はリスク警戒継続か。EUへの２５%関税めぐる動きを警戒
　　　
　ドル円はトランプ米大統領がEUへの２５％関税方針を示したことでリスク警戒の動きが広がり、１４９円台後半から一時１４８円８０銭付近までの円買いとなった。ドル円を除くとリスク警戒のドル高となっている。特に対象であるユーロは１．０５３０近くから１．０４８０前後を付けた。
　　
　今日もリスク警戒の動きを警戒。EUからの２５%関税を実施した場合、相当な経済的混乱を招くとみられ、市場の警戒感を誘っている。
　　
　ドル円は１４９円台後半が重くなると見ている。関税がらみでの動きはドル高円高となったこともあり、直近安値を割り込むような動きにはなっていないが、上値の重さが継続すると、下トライの動きがありそう。
　　
　ユーロドルは１．０５３０のポイントを超えきれずに急落しており、１．０５台前半の重さが意識される。
　　
　ユーロ円は対ドル対円でのユーロ売りに１５７円００銭前後から１５６円００銭台を付けた。先週は１５５円台を付ける場面も、今週は２４日、２５日と２度１５６円００銭台で下値が支えられており、昨日海外市場もいったんは下値進行を止めた形。この後割り込むようだと下げが加速する可能性。
　　
MINKABUPRESS　山岡