アジア株 豪州株急伸、CPI伸び鈍化で2月利下げ期待高まる 利下げ確率90%に 中国香港は春節休場
アジア株 豪州株急伸、CPI伸び鈍化で2月利下げ期待高まる 利下げ確率90%に 中国香港は春節休場
東京時間10:50現在
香港ハンセン指数 20225.11(休場)
中国上海総合指数 3250.60(休場)
台湾加権指数 23525.41(休場)
韓国総合株価指数 2536.80(休場)
豪ASX200指数 8471.50(+72.43 +0.86%)
アジア株式市場の大半は春節(旧正月)のため休場、中国市場は2月5日から取引を再開する。
豪州株はCPIを受け上げ幅を拡大、12月5日以来の高値をつけている。ハイテクや不動産、エネルギー、素材、医療品、資本財、金融など幅広い銘柄が上昇している。
きょう発表された豪州の第4四半期の消費者物価指数は総合、トリム平均、加重中央すべて市場予想を下回った。豪中銀が注目するトリム平均は前年比3.2%と前回の3.6%から低下、予想の3.3%も下回った。きょうのCPI結果は豪中銀が持続的に目標に向かってインフレが鈍化していることに自信を高めるものになるだろう。CPIを受け豪中銀がハト派に転じ2月に利下げに踏み切るとの期待が高まった。ウエストパック銀行は利下げ予想を5月から2月に変更した。オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)市場では2月利下げ確率が一時92%にまで急上昇した。
米大統領補佐官はきのう会見を開き、2月1日のメキシコとカナダに対し25%の関税を課すとの考えは変わっていないほか、中国への10%の関税も検討していると明かした。2月1日までは貿易摩擦への警戒感は残ったままだろう。
執筆者 : MINKABU PRESS
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