ドル円は午前中に158円42銭まで上昇＝東京為替概況

ドル円は午前中に158円42銭まで上昇＝東京為替概況
　　　
　昨日の海外市場でトランプ新政権関係者の関税関連発言をきっかけに一時156円20銭台まで急落。157円台半ば超えまで戻して東京朝を迎えた。いったん下をトライしたことで、ごく短期のドル買いポジションが整理されたこともあり、その後はそれまで上値を抑えていた158円00銭前後の売りをこなして上昇。午前中に158円42銭と昨年7月以来のドル高円安となった。高値を付けた後は利益確定売りなどに押された。いったん158円00銭前後がしっかりとなる場面が見られたが、戻りが鈍く再び下をトライすると157円68銭まで下げている。
　　
　ユーロ円もドル円同様に円売りが優勢。昨日の海外市場では164円02銭までと164円ちょうど前後までの上昇にとどまったが、午前中に164円40銭まで上値を伸ばしている。その後高値圏でのもみ合いとなったが、ドル円が157円台に落としたこともあり164円00銭台まで下げている。
　　
　ポンド円も同様に午前中に円安が進行。昨日海外市場で上値を抑えた197円50銭手前の売りをこなし、198円台にしっかり乗せて198円26銭を付けた。その後は高値から少し売りが入り198円を割り込んでいる。
　　
　ユーロドルは1.03台後半から対円でのユーロ買いもあって1.0400ドル台を付けた。
　　
MINKABUPRESS　山岡